神秘的な翡翠色に輝く日本一深い湖・田沢湖

神秘的な翡翠色に輝く日本一深い湖・田沢湖

秋田県の中東部には日本で一番深い湖といわれる田沢湖があります。
一番深い所は423.4mほどあり、この深さがあるので、冬でも凍ることがありません。

湖は水深や日光によって翡翠のような緑色に見えるところや深い青色にも見えるところもあり、季節によっても表情を変えるので神秘的な雰囲気が漂います。

4月下旬~11月上旬には遊覧船やスワンボードに乗って、湖面や湖からの景色を満喫することができます。見どころは新緑や紅葉シーズンですが、夏は湖水浴を楽しむことができ、観光客も多く訪れます。湖の一周は約20kmあり、緑を楽しみながら湖を周遊するドライブコースにもなっています。

この田沢湖には「たつこ姫伝説」というのがあります。
美しい娘・辰子は、美しさと若さを永遠に保ちたいと大蔵観音に百日百夜の願いをかけると、「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうだろう」とお告げがありました。
辰子はひとりで家をでて、北に向かい、深い森の道を入っていくとお告げ通りに泉を見つけました。手にすくって飲むとますますのどが渇き、泉が枯れるほど飲み続けました。

ふと気がつくと辰子は大きな龍の姿になっていたのです。龍となった辰子は、身に起きた報いを悟り、田沢湖の主となって湖底へと沈んでいきました。

辰子の母は帰らない娘を探しに田沢湖まできましたが、娘が龍になったことを嘆き悲しみ、松明にしていた薪を投げると、それが魚になって泳いでいき、後に国鱒(クニマス)と呼ばれる魚になったそうな…。

湖畔のほとりには金色のたつこ像があり、たつこと同じポーズで撮影する人も多く、写真スポットとなっています。

クニマスは、田沢湖にのみ生息していた魚でしたが、1934年に玉川の酸性の水を引き入れたことが原因で絶滅し、長年幻の魚となっていました。しかし、2010年に山梨県でクニマスを発見!1935年に田沢湖から山梨県の西湖に送られたクニマスの受精卵を孵化後放流し、その後繁殖を繰り返していたそうです。長年、ヒメマスの黒い変種と思われていたが、遺伝子解析の結果、クニマスということが判明しました。

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