稲刈りが始まり、いよいよ新米のシーズンがやってきました。

新米ならではのつやつやのお米おいしいですよね。

お米には栽培方法によって、名称に違いがあるのをご存知でしょうか？

今回は、お米選びのヒントに、こだわりの栽培法で生産されたお米を紹介します。

＜土作りからこだわった特別栽培米＞

農林水産省が定める「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に沿った作り方をしており、
各都道府県で一般的に栽培するお米と比べて、農薬や化学肥料の使用量が半分以下であるという条件を満たしたお米を特別栽培米といいます。

＜無農薬・有機肥料で作るＪＡＳ認定有機栽培米＞

農薬や化学肥料を使わずに、３年以上経った田んぼで栽培したお米のこと。
ＪＡＳ規格に合った生産が行われているか認定機関が検査し、認定されたお米だけがＪＡＳ認定マークを貼ることができます。

無農薬や減農薬、化学肥料を減らして作ることは栽培がとても難しく、
土作りや除虫、除草など、手間ひまがたくさんかかりますが、
農家さんたちが苗の育成や水の管理、肥料の割り合いなどに工夫をしながら栽培しています。

「特別栽培米」「ＪＡＳ認定有機栽培米」は、
農薬や化学肥料の有無など、消費者の関心も高くなる一方で、
減農薬や有機栽培、オーガニックなど、名称がさまざまあり表示があいまいだったため、定められるようになった規格になります。

たくさんの新米が出回るこの時期、
栽培法にも注目し、
農家さんたちの努力によって生み出された
安心や安全にこだわり環境に配慮したお米を選んでみてはいかがでしょうか？