ジャム作りの鍋の材質はどれが最適?

ジャム作りの鍋の材質はどれが最適?

ジャムを作るには適した鍋の材質があるのをご存知でしょうか?

実は、お家にある鍋にもジャム作りに向いているものと向いていないものがあります。
ホーローやステンレス、アルミ、銅など鍋にもさまざまな材質があります。

ジャムはじっくり煮込むよりも短時間に煮詰めると果実のフレッシュさと風味を感じることができます。
なので、熱伝導性が良い厚みや重みのある鍋だとむらなく早く仕上がります。

短時間にジャムを仕上げるのに適しているのが「銅の鍋」です。
パティシエなどのプロの料理人がよく使い、短時間で煮詰まるので、ジャムの風味がよくキレイな色に仕上がります。
塩素や酸に敏感なため緑青というサビがでることもあり、よく乾燥させるなどのお手入れが難しく高価ですが長く使える鍋ですので、世界中で愛用されている鍋です。
ただし、銅は酸に弱いために銅が料理に溶け出して多量に摂取すると銅中毒になる恐れもあるので、長時間放置せず出来たらすぐに別の容器に移し替えましょう!

手軽に使える「ホーロー」もジャム作りに向いています!
金属素材の表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けたもので、お手入れも楽で厚みもあり熱が伝わりやすいです。
焦げにくく、香りよく仕上がるので、一般家庭では「ホーロー」がジャム作りに適しています。

「ステンレス」は錆びづらく使いやすいですが、熱の伝わりやすさは銅のほうが早いです。また焦げ付きやすいので煮込むときに注意が必要です。

「アルミの鍋」は酸に弱いのでジャムの味や色が変化してしまうこともあり、あまりオススメできません。

また、「土鍋」でジャム作りもできます。果実と砂糖、レモン汁を土鍋に入れ1時間置いてから、中火で火にかけ焦げないように木ベラで混ぜて作ります。

フレッシュな果実が出回っている時期ですので、ジャム作りにぴったりな鍋を使って、おいしいジャムを楽しみましょう♪

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