ジャムを使った伝統的クリスマスクッキー
もうすぐクリスマスですね。
クリスマス料理といえば、クリスマスケーキやチキンなど、ホームパーティやディナーとしてごちそうを食べる習慣がありますが、
ヨーロッパや欧米ではクリスマスシーズンになるとクリスマスクッキーを作る風習があるそうです。
クリスマスのお祝いに向けて飾りつけやご馳走を作ったり準備する期間をアドヴェントシーズンといい、何種類ものクッキーを焼いたり伝統的なお菓子などを作って、クリスマスを待ち侘びます
地域や家庭によって違いはありますが、星や木、スノーマン、ジンジャーマンなどの型に抜いた、シナモンやジンジャー入りのスパイシーなクッキーを焼き上げるそうです。
ヨーロッパやアメリカのクリスマスツリーに「ジンジャーブレッドマン」と呼ばれる人形の形をしたクッキーを、飾りつけに使われているのを目にします。
これは16世紀にペストと呼ばれる感染病が大流行した際に、ジンジャーが風邪予防となることを広めたヘンリー8世をイメージして作られたと言われています。
クリスマスはもともと冬至の時期に行われていた無病息災を願うお祭りでしたが、キリスト教が広まりキリスト誕生に結びつき現在のクリスマスがはじまったそうです。
ジンジャークッキーには諸説ありますが、寒い冬は風邪を引かないようにしょうがを食べ、強い香りのするシナモンは魔除けの意味を持つと思われていたことから
クリスマスにはジンジャークッキーを食べる風習があったと言われています。
スイスでは「シュピッツブーベン」とも呼ばれている定番クリスマスクッキーとしてジャムを使ったクッキーがあります。
シュビッツブーベンとは、「やんちゃ坊主」という意味合いがあり、クッキーの生地には基本的に3つの穴があいており、顔のように見えることからもやんちゃ坊主と呼ばれているそうですよ。
スマイリーを想像していただくと分かりやすいかもしれませんね。
この他にも、クリスマスらしく真ん中を星型でくりぬき、ジャムを塗って、そこからジャムが見えるようにサンドすると、見た目も可愛く彩りも良いクッキーが出来上がります。
また、スイスには「フォーゲルネストリ」と呼ばれる丸くて見た目もかわいいジャムクッキーもあります。
フォーゲルネストリとはドイツ語で小さい鳥の巣という意味。
生地の上にさらに絞りを使って枠を作り、真ん中にジャムを乗せて焼き上げると、鳥の巣のように見えることからそう呼ばれています。
フランスでは地域によって呼び方は変わりますが、クリスマスの時期になると「ブレデル」と呼ばれるクッキーが食べられます。
形や味は決まったものはなく、各家庭によってレシピがあり、たくさんのクッキーを作るそうです。
今年のクリスマスはクッキー作りを楽しみながら家族団らんのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
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