日本ではいつから?ジャム作りの歴史

日本ではいつから?ジャム作りの歴史

こんにちは、ローズメイの高橋です。
ようやく梅雨も明け、暑い日が続きますが、体調など崩されていないでしょうか?

新型コロナウイルスの影響で帰省を控えている方もいらっしゃると思います。
昨年までとは違う過ごし方の方も多いと思いますが、まずは熱中症対策を忘れずにお元気にお過ごしください。

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今日の「ジャム豆知識」は、ジャム作りがおこなわれるようになった歴史についてです。
ジャム作りの歴史はとても古く、1万5000年以上前の旧石器時代からといわれています。
元々は果実をハチミツで煮て作ったのがジャム作りの起源といわれ、ヨーロッパでハチミツを使ったジャム作りが行われるようになったそうです。
当時はハチミツも希少なものだったので、一般家庭に浸透するようになるのは、16世紀に入ってからになります。

日本でのジャムの歴史

では日本ではいつ頃から行われるようになったのでしょうか?

実は日本でジャムが作られるようになったのは近代になってからなんですよ。
日本にも果物はたくさんありましたが、保存するよりも実った時期に食べてしまうことが多く、砂糖や蜂蜜も貴重なものだったので、果物を砂糖に漬けたり煮込んだりするということは少なかったようです。

16世紀後半に宣教師によってジャムが持ち込まれたのではないかともいわれていますが、明治10年(1877年)に国が農業技術の近代化を進めるため、ジャムを製造販売している記録が残っているそうです。また、同年、北海道開拓使がアメリカ人の指導のもと野生の果実を使ったジャムを製造しています。
なので、この頃が日本でのジャム作り第一歩といわれています。

その後、ジャムはジャムパンやケーキ、お菓子作りに利用されるようになりました。
日本は米文化なので、パンを主食にすることが当時はほとんどなく、おやつとして食べられていました。明治33年(1900年)にあんぱんで有名なお店があんずジャムの入ったジャムパンを販売し始めたのですが、なんとアンパンの2倍のお値段!しかしジャムパンはとても人気だったそうです。

このようにジャムはパン食とともに、日本にも浸透してきました。
一般家庭でジャム作りが行われるようになったのは昭和初期頃だそうです。現在では、当たり前のようにあるジャムですが、日本でのジャム文化は約143年ということになります。明治から大正、昭和、平成、令和と時代とともに愛されるジャム。

黒船来航後に開国し新政府が設立され、歴史が大きく変わった明治時代。近代化とともにジャムもまた日本にもたらされた恩恵のひとつです。そんな時代背景を感じながらジャムを召し上がると、文明開化の音がするかもしれませんよ。

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