プロポリスとはなに?
ミツバチが作り出す物質に「プロポリス」というのがあります。
樹木から集めた樹脂や樹液を自らの分泌液と合わせて出来るのがプロポリスです。
粘着性の物質で蜂ヤニとも呼ばれ、雨や冷気、微生物やウイルスなどの外敵から巣を守るため、巣の隙間や入り口に塗って巣を無菌室のように清潔に保つ重要な役割をもっているそうです。
その役割はプロポリスという言葉でも表現されていて、ラテン語で前、防御を意味する「プロ」と、ギリシャ語で都市を意味する「ポリス」からきているといわれています。
古くから民間薬や強壮剤としても用いられており、古代エジプトの時代にはミイラの防腐剤に使用したり、クレオパトラが老化防止や病気予防に愛用していたともいわれているそうです。
はちみつやローヤルゼリーと比べても、採取できる量がわずかなため、とても希少なプロポリスですが、プロポリスにはポリフェノールの成分のひとつ、フラボノイドやビタミン、ミネラル、アミノ酸などの成分が含まれていることが知られています。
このような成分を知ってか知らずか・・古くからプロポリスを利用していた先人たちの知恵には驚くばかりですね。