ミツバチに刺されないために!もし刺されたら?
春から夏にかけて、花の蜜を集めたり育児にとミツバチたちは忙しく飛び回ります。
近くでぶんぶんと蜂が飛び回っていると刺されてしまうのではないか心配になりますよね。
ミツバチはメスの働き蜂しか針を持っていないうえ、ミツバチは一度刺すと針が体から抜けて蜂自身死んでしまいます。なので、触ったりなどの刺激をしなければ刺すことは少ないようです。
しかし、縄張りの見張り役をしている蜂を触るなど刺激してしまうと仲間を呼び、集団で襲ってくることもあります。
◆ミツバチに刺されないようにするために気をつけるポイント
・香りの強さに蜂が近づいてきてしまうこともあります。
蜂がいるかもしれない場所にいくときは、香水など香りのする製品を付けることはなるべく避けましょう。
・薄い色合いの洋服を着る
濃い色や派手な色の洋服は蜂たちが花と間違って寄ってきてしまう場合もあります。黒色も敵と思い攻撃性が増すので注意してください。白色がおすすめのようです。
・騒がず静かにする
体に蜂が止まったら払わずに飛んでいくまで待ちましょう。
◆刺されたときの症状
・刺された直後に痛みやかゆみが起こり赤くなったりしますが、局部のみの場合と全身に現れる場合があります。
・アレルギー症状のアナフィラキーショックになると、かゆみや蕁麻疹、発熱、血圧低下などが起こりますひどい場合は気道が腫れ、呼吸困難に陥ることも…。気分が悪くなったり腫れが強い場合は病院で治療をしましょう。症状によっては点滴や注射で改善することもあります。
・刺された後は半日から1日は痛みやかゆみが強くでます。
◆もし刺されてしまったら
・騒がずに速やかにその場を離れましょう
慌てて走り回ったり騒ぐと他の蜂たちも刺激し興奮させてしまいます。できるだけ遠くへ蜂のいない屋外などに退避しましょう。
・傷口を洗って、針や毒を取り出しましょう
ミツバチの場合、患部に針が残っていることがあります。トゲがあればピンセットや毛抜きで針を取り除きましょう。蜂の針の根元に毒嚢があるので、慎重に取り除きましょう。
水で患部を洗い流す場合も水道水がなければ麦茶やミネラルウォーターなどの飲料水で洗ってください。
・患部を冷やしましょう
軟膏などの塗り薬を塗ったほうが良いようです。
蜂が多くいそうな場所にいくときはなるべく肌の露出を避け、虫除けスプレーで対策を!応急処置用にピンセットや保冷剤、水、カットバンも準備しておくといいでしょう。