秋の味覚・銀杏!でも…食べすぎには注意
秋になるとイチョウの紅葉とともに、イチョウの実であるギンナンが黄色く熟します。
イチョウを目にすると秋が来たなぁ...と感じる私でございます。
ギンナンはイチョウ並木の下に落ちていて、悪臭を放つ外果皮を取り除くと堅い殻があり、
その中にある黄色い部分を食用とします。
ギンナンは生では食べれませんので必ず火を通すことが必要です。
ギンナンの殻を割ってから電子レンジやフライパンで火を通していきます。
火を通すとほくほくとした独特の風味で秋の味覚として親しまれていますが、このギンナン、食べ過ぎに注意です!
ギンナンは昔から「歳の数以上食べてはいけない」と言われており、食べ過ぎると中毒を起こす場合があるそうです。
ギンナンの中の毒性物質がビタミンB6の働きを低下させ、ビタミンB6欠乏症を引き起こすことで中毒になるといわれています。
<主な症状>
嘔吐、下痢、呼吸困難、けいれん、めまい、発熱など。
<中毒を起こした症例>
銀杏を食べた後に中毒症状を発症したのは多量に摂取した成人のほか、子供の場合は少量でも中毒となった例もあるそうです。
15個の銀杏を食べて2歳のお子さんが亡くなった事例や、
1歳の男の子が銀杏を50個食べて3時間後に全身性けいれんを起こした例、
2歳の女の子が銀杏を50個ほど食べて7時間後に嘔吐と下痢をし、全身性けいれんを起こした例もあります。
大人では、41歳の女性が60個食べた後、嘔吐や、下痢、両腕のふるえを起こした例があります。
銀杏を食べた後、1~12時間後に症状がでる場合が多く、呼吸困難などが起こったら、救急車を呼ぶなどして医療機関の受診をしましょう。
食べすぎには注意のギンナンですが、疲労回復やむくみをすっきりさせる効果が期待できるそうです。
また、お肌を元気にするビタミンCが含まれておりタンパク質は髪や爪を作るので美容にもよさそうですね。
一粒一粒が小さいのでつい食べ過ぎてしまう場合がありますが、小さいお子さんのほか、高齢者もギンナンの食べすぎには注意しましょう。
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