初夏の果実の代表・栄養豊富なあんずのジャム
こんにちは、ローズメイの高橋です。
お中元のシーズンとなりまして、ローズメイでも夏のご挨拶用にご注文をいただくことが多くなりました。
「お中元」は中国の思想、道教の陰陽五行説にさかのぼりまして、陰暦7月15日にあたる中元の日は「贖罪の日」とされ、終日庭で火を焚き、贖罪の意味で近所に品物を贈るというのが贈答をする風習の起源とされているそうです。
日本では、季節のご挨拶やお世話になった方へ感謝の贈り物をする時期として「お中元」文化が広まりました。
5月頃になるとお中元のカタログをよく目にするようになりますよね。お中元は夏の時期の贈り物なのですが、実は贈る日にちも大体決まっているようです。
いつからいつまでなのかご存知でしょうか?
贈り先の地域や風習によってもいろいろマナーがあるようで、なるべく失礼のないように贈りたいものですよね。
東日本(特に関東)では7月15日、西日本(特に関西)では8月15日ですが、 全国的には7月15日が標準とされ、8月15日のお中元を「月遅れ」と呼ぶそうです。
また、お中元を贈る時期は年々早まっているそうで、7月15日を過ぎた場合は、「暑中御見舞」、立秋を過ぎると「残暑御見舞」として贈る場合が多いそうです。※2020年の立秋は8月7日になります。
これからお中元を贈ろうと考えている方は贈り先の地域に合わせた熨斗にしてみてはいかがでしょうか。
贈り物で季節や旬を楽しんでほしい、そんな方にぴったりなのが、旬の果実を使ったジャムです。暑中御見舞や残暑御見舞いにもおすすめですよ。
初夏が旬のあんずジャム
今回の「ジャム豆知識」は、今の時期にぴったりな<夏の果物>を使ったジャムのお話しです。
初夏には、桃やあんず、梅、メロン、さくらんぼなどのフルーツが旬を迎え、暑い夏にこそ食べたい爽やかなフルーツがずらりと並びます。
中でも、あんずは生のままでも食べられますが、ジャムにもぴったりなフルーツなのですよ。
あんずの旬は1ヶ月ほどしかなく、大体6月~7月頃が旬を迎えます。
生産量のほとんどが青森県と長野県が占めているのですが、あまり日持ちがしないので、生のあんずは全国的にはあまり流通していないそうです。
品種によっては酸味が強いということもあって生食用よりも干したあんずやシロップ漬けを良く目にすることが多いと思います。
あんずは英語でアプリコット、別名はカラモモ(唐桃)といわれ、バラ科サクラ属の落葉小高木になります。
果実は黄色がかったオレンジ色をしていて、ジャムにするとキレイな橙色になり、鮮やかな見た目も魅力です。
あんずの嬉しい栄養
実は、あんずには豊富なβカロチンや食物繊維、有機酸、カリウム、ギャバなどが含まれていて、栄養もたっぷりなんですよ。
それぞれの栄養の役割を見てみましょう。
βカロチン…体内でビタミンAに変換され、夜間の視力の維持、皮膚や粘膜の健康を助けたり、シミ予備群を減らすなどの効果が期待されている
食物繊維…腸内環境を良くする働きをもつ
有機酸…胃腸の働きを良くし、殺菌作用などの効果があります。また、疲れを取り除き、肩こり、腰痛の防止にも。
カリウム…むくみの解消。
ギャバ…脳の血行を良くしボケ防止などが期待されています。
旬の果実がジャムに良い訳
ジャムを作るときに最適なのは旬の果物を使うということ。
ジャムにはペクチンの多い果実を使うことが向いているのですが、それはこのペクチンがジャムのとろみの正体になるからです。
熟していなかったり熟しすぎているフルーツはペクチンが少ない場合があるので、旬の時期の果実を使うのがジャム作りに向いているんですよ。
また、あんずのようにあまり日持ちがしない果物も、旬の時期にジャムに加工することで、果実の美味しさを長く楽しむことが出来ます。
保存の効くジャムで旬のフルーツを味わっていただく「季節のご挨拶」をいかがでしょうか?
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