鉄分豊富な海の幸・はまぐり
10月~3月が旬の「はまぐり」。
3月3日のひな祭りには、昔から縁起の良い食べ物として「はまぐりのお吸い物」が食べられてきました。
はまぐりの貝殻は対になっている貝しかぴったり合わないため、仲の良い夫婦のシンボルとして、「一生を一人の人と添い遂げるように」という願いが込められているそうです。ひな祭りののほか、婚礼やお食い初めなど、おめでたい席に用いられる食材のひとつです。
<はまぐりに含まれているといわれる栄養素>
ビタミンB12
鉄分
カルシウム
マグネシウムなどで、貧血予防や骨や歯を丈夫にしてくる栄養素を含んでいるそうです。
よくお吸い物には三つ葉が入っていますが、三つ葉に含まれるカロチンで栄養バランスが良くなるそうですよ。
新鮮な選び方…殻の表面につやがあり、貝の口がしっかり閉じているもの
保存法…保存は海水ほどの塩水に浸して冷暗所で1~2日ほど。食べ方は買ってきたらすぐに塩水に漬けます。5~6時間浸して砂を抜き、殻をていねいにたわしで洗って調理します。
<お食い初め料理の一例>