秋に咲く花

秋に咲く花

10月に入り、一気に気温が下がり秋の訪れを実感している今日この頃です。秋と言えば紅葉を楽しみにされている方も多いかと思いますが、木だけでなく花々の美しさも負けていません。ここでは、秋に見頃を迎えるお花について、紹介します。

コスモス(キク科コスモス属)

コスモスは、漢字で「秋桜」と書くだけあって、日本人にとっては秋を代表するお花の一つとして馴染み深いのではないでしょうか。原産地はメキシコで、日本には明治20年頃伝来したといわれています。色はピンク、白、赤紫などがあり、群生地は観光スポットになっているところもよく見られますね。日当たりと風通しが良ければよく育つとのことで、園芸を始めたい方にもぴったりです。コスモスの花言葉は、その色によって違います。コスモスの花言葉は、その色によって違います。ピンクのコスモスの花言葉は「純潔」、白は「優美」「純潔」、紫や赤は「調和」「乙女の愛情」です。どの言葉も、茎が細く風に揺れる様子が美しいコスモスのイメージな気がします。

リンドウ(リンドウ科リンドウ属)

リンドウも、古くから野山でよく見る馴染み深いお花の一つですが、開花時期は9月中旬~10月中旬と、秋のお花です。原産地は本州、四国、九州で、長野県や熊本県の県花としても知られています。色は青が最もポピュラーですが、水色、紫など様々あります。リンドウは漢字で「竜胆」と書きますが、これは昔、リンドウの根を健胃効果の薬として使用していた際、物凄く苦く「竜の胆(きも)」のようだといわれたことからこの漢字がついたと言われています。また、リンドウは敬老の日に送るプレゼントとしても定番ですが、これも昔薬として使われていたリンドウが健康でいてほしいという願いを込めるのにぴったりだからだといわれています。リンドウの花言葉は、「勝利」「誠実」「正義」「淋しい愛情」など様々ありますが、全体的に凛としたイメージで、花びらの形がはっきりとしたリンドウにぴったりですね。

ダリア(キク科テンジクボタン属(ダリア属))

花のサイズや草丈、花形などに様々な種類があるのがダリアの特徴で、開花時期は種類によって異なりますが、一番の見頃は10月頃です。原産地はメキシコ、グアテマラで日本には江戸時代後期に渡来したといわれています。ダリアの花言葉は「優雅」「気品」「栄華」「裏切り」「移り気」など様々ありますが、ポジティブなものとネガティブなものがあります。前者はダリアのイメージにぴったりなのでその美しさからくるものだと思いますが、後者はちょっと怖いです。これは、フランス革命時のエピソードが由来しているといわれています。当時、ナポレオンの妻・ジョセフィーヌはダリアを愛しており自宅の庭で育てていましたが、それを羨んだ他の貴婦人がジョセフィーヌの家の庭師を金で丸め込み、球根を盗ませました。そんな裏切りを受けたジョセフィーヌがこれをきっかけにダリアへの興味を失ってしまったというエピソードから、この花言葉がついたといわれています。ショッキングなエピソードではありますが、これもダリアの美しさが原因だと思うと、当時から人気の高さがうかがえます。

秋に見頃を迎えるお花を3種類ご紹介しましたが、他にももっときれいなお花があると思うと、この秋の楽しみが増える思いです。この秋、紅葉だけでなくお花にも注目してみてはいかがでしょうか?

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