エレガントさ漂う「剣弁」咲きの薔薇

エレガントさ漂う「剣弁」咲きの薔薇

薔薇の形には色々な名称があって、花の咲き方や花びらの形によって分類されています。

今回は、貴婦人のような高貴でエレガントな印象の「剣弁」という形状を紹介します。

弁とは花びらのことを表していて、剣のように尖った形になり、花びらが外側に反り返るように咲くので「剣弁」といわれています。

「剣弁」の薔薇は、凛として華やかな大輪を咲かせるのが特長で、モダンローズと呼ばれています。
薔薇が花の女王と呼ばれるにふさわしい、何物にも屈しないとさせるその見た目が強く出ているのが「剣弁」咲きなのかもしれませんね。
1867年にフランスで作出された「ラ・フランス」がモダンローズの先駆けといわれ、最もポピュラーな薔薇のイメージとなりました。お花屋さんでよく目にする薔薇が剣弁のモダンローズといわれるものになり薔薇の花束としても人気です。日本で好まれる花形のようですよ。

「ラ・フランス」誕生前の薔薇はオールドローズと呼ばれ、芍薬のようなコロンとした薔薇や平たい薔薇の形をした一季咲きがほとんどで、、四季咲きで剣弁の薔薇の誕生は当時の薔薇のイメージを払拭する革新的な薔薇になり、今では現代を代表する薔薇となりました。

<ラ・フランス>

ふっくらとした丸みの強い花形。ふんわりとした優しい雰囲気が特徴です。
花付きが良く、透明感あるローズピンクで、花だけではなく、鮮やかな葉の緑も美しいです。
ダマスク系の爽やかで甘い香りに思わずうっとりしてしまいます。
薔薇好きな方の中ではこの品種は外せないと言われているそうですよ♪

また、花びらのふちが剣弁ほど尖っていないですが、外側に反り返って咲くのは「半剣弁咲き」といいます。

薔薇を横から見た形状で呼び名が変わり、
真ん中が高く咲いていると「高芯咲き」、
真ん中が高くないのは「盃状咲き」と呼ばれています。

なので、写真のような薔薇は「剣弁高芯咲き」という咲き方の種類になります。

このほか、丸弁、波状弁などもありますので、次回より少しずつ紹介していきます。

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