１２月～３月の冬の時期に見頃を迎えるお花「クリスマスローズ」をご存知ですか？
“冬の貴婦人”とも呼ばれ、うつむき加減で咲く清楚で可憐なお花です。

ローズという名前がついていますが、実はバラ科ではなくキンポウゲ科になります。
イギリスではクリスマスの時期に咲き、一重咲きの品種は野ばらに似ているのでクリスマスロースと呼ばれたそうです。

＜受験生に！クリスマスローズで合格祈願＞
花びらと思われている部分は「がく片」で、雄しべの周りを囲っているのが花びらの退化した「蜜線」だそうです。
受験シーズンに咲き、花が散らないので、「学が落ちない」
花びらが五枚あるので「合格の花」
と縁起の良い花として人気だそうです。

冬に咲く花は少ないですが、クリスマスローズは真冬の寒さにも耐えて花を咲かせるので、冬のガーデニングにおすすめの花です。日本でも愛好家が多く、冬になると園芸店に並び始めます。

品種改良がすすみ、写真のような一重咲きや八重咲きなど花のデザインにバリエーションがあり、花の色は赤や黄色、白などのほか、グレーや黒、グリーン、バイカラーなど種類豊富なのも魅力です。
毒性のある植物ですので、さわったり手入れをするときにただれやかゆみが出ることがあります。取り扱うときは手袋を着用してください。

クリスマスローズは品種によっては、１月下旬から咲き4月上旬までと長い期間眺められ、花の色の変化も楽しめますので、冬場にガーデニングを楽しみたい方や受験生のいるご家庭の方も注目してみてはいかかでしょうか？