色々な花の蜜を味わえる「百花蜜」
はちみつには「単花蜜」と「百花蜜」があり、
ミツバチが採蜜してくる場所によって蜂蜜の種類が変わります。
1種類の花に集中して採蜜してくるのが「単花蜜」、
数種類の花の蜜を採蜜してくるのが「百花蜜」です。
巣箱の近くに様々な種類の花が咲いていると、ミツバチがそれぞれ採集してくる蜜が巣の中で混ざるので「百花蜜」と呼ばれるはちみつになります。
「百花蜜」はいろいろな花の蜜が入っているので、コクがあり風味豊かなのが特徴です。
採れた時期によっても味や風味が変わり、色の薄いはちみつはクセが少なく、色の濃いはちみつが個性的な風味を楽しめます。
また、ミツバチは豊富な蜜源に集中して花の蜜を集めてくる習性があります。
ミツバチは蜜源を見つけると仲間のミツバチたちにも教え、ほかのミツバチたちもその場所を目指して蜜を集めにいくので、
その蜜源に1種類の花の蜜が豊富にある場合は、その種類の花から採れた「単花蜜」が出来上がります。
「単花蜜」には、アカシヤやレンゲ、クローバー、みかんなど、さまざまな種類があり、安定した風味を味わえます。
「百花蜜」は採れる場所によって風味が変わりますので旅先などで見つけたら味わってみてはいかがでしょうか?
その土地ならではの自然を感じられますよ。