8月3日は「はちみつの日」
8月3日は全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が「8(ハチ)3(ミツ)」の語呂合わせから1985年に制定したはちみつの日。
はちみつはミツバチが花から集めてきた蜜からできます。しかし、ただ花の蜜を集めるだけでは甘いはちみつにはなりません。花の蜜はほとんどが水分で出来ており、持ってきたばかりの蜜は水っぽく、糖度は10~20%と言われています。
働き蜂の体の中には「蜜胃(ミツイ)」という袋があり、この蜜胃がいっぱいになるまで花の蜜を体内に貯めて巣に持ち帰ります。
持ち帰った蜜は、巣の中で働いているミツバチに口移しで渡され、「巣房(スボウ)」に貯めていきます。受け渡している過程でミツバチの唾液中に含まれる酵素が混ざり、ショ糖がブドウ糖と果糖に分解されます。巣房に溜めておく間もミツバチたちは羽で風を送り、巣の中の温度を一定にし、羽を動かすことで起きる運動熱により花の蜜の水分を蒸発させていきます。水分を蒸発させ濃縮された花の蜜の糖度は80%ほどになり、こうしてとろりとした、はちみつが出来上がるのです。
はちみつにはどんな種類があるの?
世界には実際に食べることができるはちみつは1000種類以上あると言われています。
日本だけで見ても300種類以上の蜜源となる花があり、はちみつの種類はとても豊富。
日本で採れる代表的な花として、「レンゲ」「アカシヤ」「ソバ」「トチ」「クローバー」「ミカン」「ヒマワリ」「ナタネ」などがあります。採れる花の蜜によって色や味や香りが変わります。
また、「百花はちみつ」という名前のはちみつを目にしたことはないでしょうか?
どの花から採った蜜なのかを確認できず、いろいろな花の蜜が混ざったはちみつのことを百花はちみつと呼びます。そのためミツバチが活動している地域によって味は変わり、一定の味ではないことが特徴です。
トチはちみつ
トチノキから採れるはちみつのことをトチはちみつと呼びますが、フランス語ではマロニエと呼ばれることから日本でもマロニエはちみつの名前で販売されている場合もあります。トチノキは東北地方を中心に生息していることが多い広葉樹です。
淡い黄金色で味が濃く、重厚でコクのある甘味が特徴のはちみつです。全国的に採集する養蜂家が少ない貴重なはちみつで、 ほんのりと漂う野山の風味が、はちみつ好きな方に好まれる理由です。
果糖が多く含まれているため、比較的結晶化しにくいはちみつと言われています。
そんなトチノキの花言葉は「健康」です。是非「はちみつの日」にお好みのはちみつを食べて元気で健康でお過ごしください。
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