にんにくの臭いが気になって、「食べたいけど・・・今は、ちょっとやめておこうかな・・・」なんてこと、よくありますよね？あのにんにくの強烈な臭い。実はこの臭いの成分こそが、スタミナ食材として活用されるにんにくパワーの源であるということをご存じでしょうか？

生のにんにくには、アイリンという無臭成分とアリイナーゼという酵素が含まれているのですが、にんにくを切ったり、潰したりと何かしらの刺激をにんにくに与えると、これらの成分が反応して“アリシン”という成分が作られます。この“アリシン”が、あのにんにく特有の臭いを発生させるわけです。

この臭いの正体アリシンに秘められたパワーには、このようなものが挙げられています。

☆体内の細胞を活性化し、疲労回復や体力の増強
☆優れた抗菌力で、臭み消しや病気への抵抗力を高める
☆香りや辛みが胃腸を刺激し、食欲増進へ
☆ホルモンの分泌を促し、老化の予防などのアンチエイジング

このような働きから、にんにくはこれからの風邪が流行りだす時期に、ぜひ積極的にとりたい食材のひとつでもあります。ですが、いくら体にうれしい事がたくさんあるからと欲張って食べ過ぎるのは禁物です！逆に胃腸を痛めたり、貧血になってしまうなど、不調を起こすこともありますので、ご注意くださいね。

にんにくの1日当たりの適量目安は、生にんにくであれば１片、火を入れたもので２～３片とされています。適量や自分の体との相性などをキチンと見分けながら、取り入れるようにしましょう！

大量のにんにくを使用する製造があった日には、製造部から出てくるお姉さま方も体にしみついたにんにくの臭いが気になるようです（笑）こんな光景も、今ではすっかりローズメイの四季を感じる一コマであります。もう、秋なんですね～♪