迫力ある曳山祭り「角館祭りのやま行事」
毎年9月7日~9日の3日間、秋田県仙北市角館町で開催されるお祭り「角館祭りのやま行事」。
国の重要無形民俗文化財にも指定され、約400年続く伝統あるお祭りです。
角館神明社と薬師堂へ参拝し、佐竹北家へ上覧するため、曳山が町内を練り歩きます。
この曳山同士が鉢合わせすると各町内の若衆が通行の優先を巡って交渉をします。
交渉が決裂すると2台の曳山をぶつけ合う「山ぶっつけ」が行われます。
9日の夜になると通行を巡って決裂する曳山が増えて「本番」と呼ばれる迫力ある「山ぶっつけ」が行われます。
曳山に飾られた人形や囃し方による飾山ばやしと秋田おばこによる手踊りも観光客を楽しませてくれます。
人形は前方に一体から三体乗せ、前に配置される武者人形は、毎年、歌舞伎の場面や、歴史上の人物を用いた場面が用いられることが多いそうです。
後ろには酒樽か人形が乗せられ「送り人形」と呼ばれて、趣向を凝らした面白いものも多いので、曳山の前後の飾りにも注目してみてください。
開催日:9月7日(木)16時~・8日(金)10時~・9日(土)10時~
開催場所:角館町内
<観光用山ぶっつけ激突予定時間>
開催日:9月8日(金)
1. 17:00 五井酒造店付近(中央通り×川原町)
2. 18:00 仙北市役所角館庁舎前(西勝楽町×西部)
3. 19:00 藤八堂付近(横町×桜美町)
4. 19:00 立町十字路付近(山根谷地町旭会×北部)
5. 19:15 立町ポケットパーク(七日町×駅通り)
6. 20:30 角大付近(横町×大塚)
7. 22:00 地酒のふじた前(駅前×下岩瀬町)
角館駅前に飾られた大置山。このほか神明社鳥居前と薬師堂前、立町の十字路などにも置かれています。