春の訪れを告げる「ふきのとう」

春の訪れを告げる「ふきのとう」

雪が溶け春になると、あちらこちらで目にするようになる「ふきのとう」。秋田では長い長い冬の終わりを象徴する花として親しまれていますが、日本全国各地で生息しているので一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか?

秋田県のシンボル「ふきのとう」

秋田県や東北地方で「ばっけ」や「ばっきゃ」などと呼ばれているふきのとうは、秋田県の県花に制定されています。これは各都道府県を代表する花を決めようと、昭和29年にNHKが開局30年を記念して全国から「郷土の花」を募集したことがきっかけで決まりました。

子供の頃、通学の途中でふきのとうを見つけ、家に帰り祖母にそのことを話すと、「春が来たね~」と言われたことを今でも覚えています。
そんな春の訪れを知らせる「ふきのとう」で作る「ばっけ味噌」を紹介したいと思います。

ばっけ味噌

【材料】
・ふきのとう 8~10個(蕾のもの)
※花が咲いていても食べられますが、苦味も強くなるため蕾のものがおすすめ
・味噌 大さじ4
・砂糖 大さじ1
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
・油 大さじ1

【作り方】
下処理:ふきのとうは外側の皮と黒くなっている部分を切り30分ほど水にさらしておく
1.よく水洗いし熱湯で色よくさっと茹でる。冷水で熱を取り、ざるにあげる
2.よく水分を取り、なるべく細かくきざむ
3.フライパンに油を熱し、味噌、砂糖、酒、みりんを入れてよく練る
4.3にきざんだふきのとうを入れて混ぜる

ご飯にそのまま乗せて食べるのはもちろん、焼きおにぎりにしても◎
お酒のおつまみにもなりますよ。

ふきのとうにはオス・メスがある!?

キク科フキ属であるふきのとうは、実はフキの花なのだそうです!別物の植物だと思っていたので初めて知った時は驚きました。花が咲いた後、地下茎でつながっている葉(ふき)が地上に顔を出します。葉は秋頃まで見ることができるそうです。
更に、ふきのとうにはオスとメスがあります。花が開いているとオス・メスを見分けることができるようです。
オスのふきのとうは、全体的に丸い形をしており、黄色い花粉をもっていることから黄色っぽい色をしていいます。
メスのふきのとうは、いびつな形をしており、花粉を持っていないことから白っぽい色をしています。たくさんの小さな花から白い毛の束のようなものが出ている場合は開花している状態です。

お子様がいらっしゃる方は散歩途中に、ふきのとうを見かけることがありましたら、男の子かな?女の子かな?と会話を楽しんでみるのも良いかもしれませんね。

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