今年の冬季五輪「平昌オリンピック」、みなさまご覧になりましたでしょうか？
冬の寒さも吹き飛ばすような白熱した競技に日本中が沸きました。

そんなオリンピックにちなんだ薔薇の品種があります。

その名も「オリンピック・ファイヤー」。

１９９２年のバルセロナオリンピックの年にドイツで作出されました。

まるで五輪聖火みたいな燃えるような鮮やかな朱色が特徴で、丸弁カップ咲きで四季咲き性の薔薇になります。

「オリンピック・ファイヤー」は山形県村山市の東沢バラ公園にも植えられており見頃は秋になります。また、東京ディズニーランドにも植えられていて５月～１１月頃と長期に楽しむことができるそうです。

＜育て方のポイント＞
・鉢植えする場合は日当たりがよく水はけのよい場所を選びましょう。
・日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。風通しの悪い場所は病気にかかりやすくなります。
・植え付ける場合も水はけの良い場所を選びましょう。
・鉢植えの場合の水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えて下さい。
・地植えの場合は、雨が少なく乾燥していたらたっぷりと水を与えて下さい。

丈夫で花もちが良く育てやすい品種と言われています。
何本か植えて見ごたえのある自分だけの薔薇園を作ってみるのもいいですね。

聖火のような鮮やかな朱赤は遠くからでも目を奪われる綺麗な色をしています。
もしかしたらお近くの薔薇園にも咲いているかもしれませんので、興味のある方は注目してみてくださいね。

このほかにも実は、日本で作られた『聖火』と名づけられた薔薇があります。
１９６４年１０月１０日に東京オリンピックが開催されたことにちなんで、京成バラ園芸が作ったバラになります。

白地に濃い赤のグラデーションは、東京オリンピックの聖火台の炎をイメージしているそうです。
この「聖火」は強健種で初心者も育てやすい薔薇です。

聖火を表す美しい薔薇を２０２０年東京オリンピックに向け育ててみるのはいかがでしょうか？
パッと目を引く色鮮やかさがお庭を美しく彩ってくれるでしょう。

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