秋に出回る「花梨」の食べ方と気になる栄養は?

秋に出回る「花梨」の食べ方と気になる栄養は?

こんにちは、ローズメイの高橋です。
今年もあと95日となりました。
100日を切ると今年ももう少しだなと感じるようになります。
来年は年号が変わる節目の年です。 
来年の5月からは新しい年号になるので、何をするにも平成最後の〇〇だなと意識するようになりました。

平成最後の夏が終わり…、平成最後の秋になります。
そんな平成最後となる今年は例年の秋田と違い、9月になっても暑い日が多かったのですが、最近ぐっと肌寒くなり、寝るときは毛布をだし始めました。

朝晩の冷え込みや日中との寒暖差から、風邪を引きやすい季節でもあります。
季節の変わり目、風邪や体調不良には気を付けたいですよね!

そんな時期におすすめなのが、風邪予防としても用いられる秋の実り「花梨」です。

花梨(かりん)はバラ科の落葉樹になる果実で10月頃から出荷が始まり、12月にかけて美味しい花梨が出回ります。
国内の主な産地は、香川県、愛媛県、山形県、長野県などになります。

花梨の果実は黄緑色や黄色をしていますが、5月頃にピンク色の可憐な花を咲かせ、新緑や紅葉も楽しめる樹木なので観賞用・薬用としても日本にも広まりました。

<花梨の花>

<花梨はどうやって食べるの?>
花梨の皮は黄緑色ですが、完熟すると黄色に変わってフルーティな香りを放ちます。
果実は固く、渋みがあるので生のままでは果肉がざらざらしていておいしくないため、そのままでは食べられません。では、どうやって食べるのでしょうか?

一般的には果実をスライスして漬けた果実酒やシロップ漬け、ジャムなどで食べられます。漬けるときは皮や種が付いたまま漬けても大丈夫です。長期間漬けて取り出すときに漉すときれいに取り除けます。

<なぜ風邪予防におすすめ!?花梨の栄養とは>
原産が中国とされ、古くから咳止めなどの薬用として利用されてきました。
現在の日本薬局方外生薬規格でも「花梨」の果実を「木瓜(もっか)」として規定し、日本の漢方薬市場に流通しているそうです。
ビタミンCやクエン酸、リンゴさん、アミグダリン、カリンポリフェノールなどを含んでいます。カリンポリフェノールは、喉の炎症を鎮め風邪や喘息の咳に良いとされている成分です。

花梨を使ったのど飴などをよく見かけるのはこれら栄養分が注目されているためです。

<芳醇な香りも魅力!>
花梨の魅力は栄養だけではありません。

熟したときの香りがかなり強く、芳香剤や入浴剤としても利用されています。
芳香剤にするときは皮をむかずにそのまま器に置いておくだけで花梨の芳しい香りが空間に広がりますよ。

この冬は花梨パワーで風邪を吹っ飛ばし健康で元気な日々を過ごしましょう!

新鮮な選び方…全体が鮮やかな黄色。皮にツヤがあり重みのあるもの。なるべく傷がついていないもの。

保存法…新聞紙にくるんで冷暗所へ。まだ黄緑色のものは、黄色くなるまで保存して追熟させましょう。

国産花梨と蜂蜜でじっくり漬け込んだ「花梨エキス蜂蜜」はこちら

-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-

健康や元気を求めるお客様にとって
『あって幸せ、ないと困る』商品をお届けするための
創業63年の手作業にこだわった3代目と、その大家族が贈るお福分けのサービス

-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-

*
*
* (公開されません)

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)