<行事食>春のお彼岸のお供えは?

<行事食>春のお彼岸のお供えは?

お彼岸は毎年3月と9月に行われ、先祖を敬いお墓参りをする行事です。

このお彼岸が行われる「春分の日」と「秋分の日」は国民の祝日となっていて、
「春分の日」は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日、
「秋分の日」は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として国に制定されました。

「暑さ寒さも彼岸まで」といわれ、春と秋の季節の境目がこの頃といわれています。

春分の日は、大体3月20日か21日頃となっていて、
今年(2018年)は3月21日で、21日を中日にした前後3日間、3月18日~24日が春のお彼岸になります。

お彼岸には、仏壇や仏具の掃除や手入れ、お墓参り、お供え物などをします。

春のお彼岸のお供え物は「ぼた餅」が一般的で、春は牡丹(ぼたん)が咲く季節ということから、
もち米をあんこで包んだ「ぼた餅」をお供えします。

秋のお彼岸には、萩の花を咲く季節から「おはぎ」がお供えされます。

また、「ぼた餅」はこしあん、「おはぎ」は粒あんを使用すると言われていますが、
諸説あり地方によって違いがあるようです。

<なぜあんこを使ったお餅?>
小豆は古くから魔よけ効果を信じられており、邪気を払う食べ物として、貴重な砂糖を使ったあんことお餅で作られたのが「ぼた餅」「おはぎ」になるそうです。

お彼岸は他の仏教国にはない日本だけの行事です。
ご先祖様のお墓をきれいにし、自然に対する感謝や祈りやご先祖様への大切な思いを込めてお供えをした後、
感謝の気持ちを持ちながらみんなでいただきましょう。

<お子様にも分かるお彼岸とお盆の違い>
お彼岸とお盆それぞれお墓参りを行いますが、意味が違います。

・お彼岸……ご先祖様のような正しく立派な人になれるように頑張り、努力と感謝をする日
・お盆……お家に帰ってきたご先祖様に感謝をしながらご馳走をし、おもてなしする日

私も子供の頃疑問に思ったことを思い出しました。もうすぐ3月21日、日本ならではの行事であるお彼岸を
家族で感謝し「ぼた餅」を味わいながら先祖への思いを馳せてみてはいかがですか?

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