実は食物繊維&栄養豊富な「らっきょう」
こんにちは、ローズメイの高橋です。陽が沈むのが早くなり、空が高く感じたり、自然のちょっとした変化から季節の変わり目を感じるようになりました。
秋田工場のある大仙市はお米の収穫量が豊富で、令和元年には市町村別の米の収穫量がついに東北一に輝きました(昨年は惜しくも二位でした)!そんな米どころの大仙市なのですが、現在稲刈りの真っ只中。スタッフには兼業農家が多いので、もうすぐある連休は稲刈りに精をだすというスタッフも多いのです。私はありがたくいただくほう専門なので今から新米を楽しみにしています。
新米とともに味わいたいのがカレーなのですが、カレーのお供に欠かせない「らっきょう」。今回は「らっきょう」のお話しです。
薬用植物「らっきょう」の伝来
らっきょうは、漬物のイメージがあると思いますが、実は漢方薬に用いられるほど身体に良い食材なのをご存知でしたでしょうか?
漢方では「薤白(がいはく)」と呼ばれ、冷えや不眠、低血圧などに用いられている生薬なのだそうです。中国、ヒマラヤ地方原産で、平安時代に薬用植物として日本へ伝わりました。江戸時代になると食用として栽培されるようになりました。塩漬けや甘酢漬け、醤油漬けにして漬物や薬味として食べられることが多いのですが、中国では煮て食べたりもするそうです。
食物繊維はごぼうの4倍!
らっきょうは食物繊維が多く、食物繊維の一種であるフルクタンが多く含まれていて、整腸作用、脂肪吸収の抑制などの効果があるといわれています。なんとゴボウの約4倍と豊富で、ほかの野菜と比べてもトップクラスです。
アリシン…殺菌作用や抗酸化作用、代謝促進、消化液の分泌促進などの効果が期待されます。ビタミンB1と結合するとアリチアミンという物質をつくります。アリチアミンはビタミンB1の吸収を高めて、疲労回復に効果的といわれ、ビタミンB1を含んでいるハチミツでらっきょうを漬けたり、豚肉と一緒に食べるのがおすすめです。
らっきょうの名産地
らっきょうの旬は5月頃から7月頃までとなり、収穫時期は6月頃になります。
らっきょうの生産量1位は鳥取県で、鳥取のらっきょうといえば、「福部」と言われるほど、地元の人も迷わず選ぶ最高品質のらっきょうの産地です。
鳥取県は鳥取砂丘が観光地として有名ですが、福部町の農地は砂地で、作物を栽培するのは不向きでしたが、らっきょうは生命力が旺盛で砂地でも育てることができたのでらっきょうの栽培が普及しました、砂地だからこそ締まりのある高品質ならっきょうが作り出されるんだそうです。
酢漬けなどにすると日持ちがして保存もきき、ポリポリとした食感も楽しめます。栄養豊富ならっきょうを毎日少しずつ取り入れてみてはいかがでしょか?
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