寒くなったら秋田名物・だまこ鍋

こんにちは、ローズメイの高橋です。日に日に寒さが増し、そろそろお鍋が恋しい季節になってきました。秋田名物の鍋というと「きりたんぽ鍋」がありますが、もう一つの郷土料理「だまこ鍋」を紹介します。
だまこ鍋、みなさんはご存知でしょうか?だまことは、ごはんをつぶして丸めたものなのですが、丸めたものという意味の「だま」と、秋田弁は名詞に「こ」をつけることが多いので、合わせて「だまこ」や「だまっこ」と呼ばれるようになったといわれています。秋田では「こ」を言葉につけることが多くて、お茶のことを「お茶っこ」、力を「ちからっこ」、机を「つぐえっこ」などとも言いますよ。また、だまこやきりたんぽを作るときのご飯をつぶす作業を「はんごろし」といいます。ご飯の粒々が半分ほどある状態、半分潰すことから、「はんごろし」と呼ばれるようになりました。意味を知らない人が聞いたら、ちょっとびっくりされる秋田弁です。
だまこ鍋の基本の具
それでは、だまこ鍋に使用する食材はこちらになります。
<基本の食材>
鶏ガラでだしをとったしょうゆベースの汁
鶏肉
長ネギ
ゴボウ
まいたけ
セリ
だまこ
<だまこの作り方>
1.炊いたご飯を麺棒などで粒が少し残るくらいに潰します。
2.粘りがでてきたら直径3センチほどの球のように丸めます。そのままでも、煮崩れが心配な場合は軽く焼いてもいいですよ。
3.そのまま鍋の具材としていれます。
秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」の原型ともいわれる「だまこ鍋」。とても似ているのですが、「きりたんぽ鍋」は潰したご飯を棒に付けて焼きあげたものを使用します。
きりたんぽ鍋について知りたい方はこちらへ★
だまこ鍋やきりたんぽ鍋で欠かせないのが「セリ」です!このセリの風味が鍋のアクセントになっています。秋田県湯沢市三関地区で育った有名なセリ「三関セリ」というのがあり、根っこのままお鍋に入れるのがポイント。シャキシャキとしておいしいですよ。

スープのお出汁が染みこんだ「だまこ鍋」で、心も体もぽかぽか♪ツヤツヤの新米をコロコロと丸めてだまこにする作業も楽しいですよ。鍋にはお好みの具をいれて、だまことともにこの時期ならではの味わいを楽んでくださいね。

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